こんにちは!
東西線『南行徳』駅の南口から徒歩2分。
南行徳鍼灸整骨院
ブログ担当の小林です!
最近は暑い日が続いていますが、エアコンが2年連続で故障し撃沈してました!
膝の痛みの中で、曲げ伸ばしをしたときに生じるひっかっかり感や、パキンという音を伴う疾患に「タナ障害」があります。
普段聞きなれなれない疾患名ですが、このページでは、「タナ障害」について、どんな疾患なのかを紹介します!!!
タナと呼ばれる組織は、症状が出ていない人の膝の中にも存在し、それ自体は障害の原因にはなりません。
しかし、スポーツなどで繰り返しストレスがかかり、曲げ伸ばしの時に関節の間に挟まったり、 こすれたりして、炎症を起こすことがあります。
それが誘因となって、膝の曲げ伸ばしで、痛みを伴う場合、「タナ障害」と呼ばれる疾患になります。
膝蓋骨と大腿骨の間に、滑膜ひだが棚のように張りだして見えるので、「タナ」と呼ばれています。
関節鏡ですぐわかるのですが、痛みの原因となっているのでなければ、そのまま放置しても差し支えありません。
タナ障害を見つける方法は、膝の内側に親指を当てて、膝を曲げ伸ばしすると、ポキポキという音とともに、弾発現象が生じることで発見できます。
治療としては、スポーツ活動などを中止して、安静を保ち、炎症が引くのを待てば、問題ありませんが、繰り返し痛みが生じたり、数か月にわたって痛みが引かない場合などは、関節鏡下での
手術になることもあります。
タナ障害は経過を見ることで、ほとんど症状が改善します。
痛み自体はひっかかりが生じた時に起こるだけなので、仕事やスポーツ時に膝が常にひっかかって痛むということがなければ、 スポーツなどを中止して安静にすることで、
だいたいの場合は改善します。
しかし、長期にわたって痛みが出る場合には、手術適応の場合もあります。
上のような症状に御心当たりの方は、一度を受診されることをお勧めします!!