「腰が痛いから運動不足解消にウォーキングを始めたのに、逆に腰痛が悪化した…」 そんな経験はありませんか?実は、間違った歩き方は腰痛を悪化させる原因の一つです。 今回は、歩行と腰痛の深い関係性について解説し、正しい歩き方と腰痛改善のためのポイントをご紹介します。

歩行と腰痛のメカニズム

私たちの体は、歩行時に様々な筋肉や関節が連携して動いています。 特に、腰、骨盤、股関節、足は密接に関わっており、これらのバランスが崩れると腰痛を引き起こす可能性があります。

  • 悪い姿勢での歩行: 猫背や前かがみの姿勢で歩くと、腰椎に過剰な負担がかかり、腰痛の原因となります。
  • 歩幅の乱れ: 歩幅が狭すぎたり、広すぎたりすると、体の軸が安定せず、腰に負担がかかります。
  • 足の着地: かかとから着地するのではなく、つま先から着地すると、膝や腰に負担がかかりやすくなります。

腰痛を悪化させるNGな歩き方

  • 猫背歩き: 背中が丸まっていると、腰椎が過剰に前弯し、負担がかかります。
  • がに股歩き: 股関節が外側に開いていると、骨盤が不安定になり、腰に負担がかかります。
  • ちょこちょこ歩き: 歩幅が狭すぎると、腰が左右に揺れやすくなり、負担がかかります。
  • 踵(かかと)からドン!と着地: 衝撃が腰に伝わりやすく、腰痛を悪化させる可能性があります。

腰痛改善に繋がる正しい歩き方

  • 背筋を伸ばして立つ: 耳、肩、腰、くるぶしが一直線になるように意識しましょう。
  • 顎(あご)を軽く引く: 首が前に出ないように、顎を軽く引きます。
  • 肩の力を抜く: 肩に力が入ると、首や肩が凝りやすくなるため、リラックスしましょう。
  • 腕を大きく振る: 腕を振ることで、自然と歩幅が広がり、推進力が生まれます。
  • かかとから着地: かかとから着地し、つま先で地面を蹴り出すように歩きましょう。
  • 歩幅は広すぎず、狭すぎず: 自身の足長の1.5倍程度が目安です。
  • 無理のないペース: 疲れない程度のペースで、休憩を挟みながら歩きましょう。

歩行 

ウォーキング以外にできる腰痛対策

  • ストレッチ: 腰や股関節周りの筋肉を柔らかくすることで、可動域が広がり、腰への負担を軽減できます。
  • 筋トレ: 腹筋や背筋を鍛えることで、体幹が安定し、腰をサポートできます。
  • 骨盤矯正: 骨盤の歪みを整えることで、姿勢が改善され、腰痛を軽減できます。
  • インソール: 靴の中にインソールを入れることで、足のアーチをサポートし、歩行時の衝撃を和らげることができます。

まとめ

正しい歩き方を意識することで、腰痛の改善だけでなく、姿勢改善や運動不足解消にも繋がります。 ぜひ、今日から歩き方を見直し、腰痛に悩まされない快適な生活を送りましょう。

  • この記事を読んで、歩き方と腰痛の関係性について理解していただけましたでしょうか?
  • ぜひ、今日から正しい歩き方を実践し、腰痛を改善しましょう!
  • ご自身の症状についてご心配な方は、お気軽に当院にご相談ください

 

名称 南行徳鍼灸整骨院
所在地 〒272-0138 千葉県市川市南行徳1-16-23 福門ビル1階
電話番号 047-359-3323
診療時間 平日:10:00~20:30 土曜・日曜・祝日:9:00~19:30 休診日:年末年始
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