だんだんと空気の乾燥を感じる季節になってまいりました。皆様は乾燥へのケアはどのように行っているのでしょうか？化粧水、乳液、クリームなど様々な方法があります、今回は肌の保湿機構についてお話いたします。肌の表面角質層ですがここに20～30％の水分が含まれていると潤いのある肌となります。

肌の保湿に関しては『肌表面』『角質細胞内』『角質細胞間』この3つの機構が大きな役割を担っています。

肌表面では適度な皮脂が水分の蒸発を防ぎ、肌触りを保ってくれています。

角質細胞内ではケラチンとＮＭＦ（天然保湿因子）の働きによって細胞内のうるおいを維持しております。

角質細胞間にある細胞間質とは細胞の外にある細胞と細胞の間を埋める物質です。この働きも水分の蒸発を防ぎ、更に肌のバリア機能も持っています。

この保湿機構に鍼がどのようにアプローチできるのか。

上記の細胞は常に生まれ変わり正しい機能を保っております、その生まれ変わりの周期が肌のターンオーバーになります。鍼の刺激によりサイクルを正常化し、細胞を活性化させ保湿たんぱく質の合成をうながし滑らかな肌触りを維持、そして作ることが出来ます。

さらに保湿といえば化粧水ですが、普段の皮膚では肌のバリア機能が働き吸収率が下がってしまうのですが、美容鍼により肌に微細な穴が開く事により化粧水の吸収率が何倍にもあがります。

これからの季節、乾燥による肌荒れが気になる方はぜひお問い合わせください。

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